家族がインフルエンザになって帰ってき、8ヶ月の子どもにうつったらどうしようと思う間もなく、インフルエンザに感染してしまいました。予防接種は、卵白由来で、まだ卵白を食べさせたことがなかったし、効き目が低いと聞いていたので受けさせていませんでした。
発症した日、午前中から元気が無く、体温が39度に上昇し、ぐったりとしていました。午後の診察に小児科へ駆け込み、インフルエンザAの判定。そして、ドクターは困った顔で「インフルエンザ脳症、脳炎のこともあります。タミフルが即効性があるのですが、1歳未満の子どもへの使用に保証がありません。使ってみるかは親御さんがご判断ください。」とのこと。えー!そういうことになるとは思っていたけど、本当に私がそれを判断しなくてはいけないのか、どうしよう・・・。と思っていたら、「とりあえず、タミフル持って帰って考えてみてください。」ということになりました。
会計の待ち時間中ぐるぐると考えていたら、Facebookの中で、漢方薬で治したというコメントを見かけたなと思い出しました。私自身、かかりつけは漢方を扱う内科でしたので、すぐにそちらにも行ってみました。
そこでは、小さい子どもにも使っているという麻黄湯を処方されました。ただし、効き目は穏やかであるとのこと。よし、これを使おう!と決め、座薬と漢方を併用しました。麻黄湯は発汗するまで3時間ごとに飲ませ、座薬は高熱による意識状態の低下、水分を摂取する元気が無くなった時に使う。座薬と漢方と併用する場合は、最低2時間空けるというやり方です。
漢方薬を子ども用の補水液に溶いて流しましたが、初めての薬でもあるし、不味すぎて吐いてしまい、結局まともに使ったのは座薬だけでした。
1、2日目の夜がピークでした。せき、たん、鼻水で呼吸は苦しく、高熱だけど手足は冷たく震え、目を開けると幻覚が見えるのか、とても怯えた様子で悲惨でした。その後解熱と発熱を繰り返し、現在は鼻水とたん、せき少しといった感じで、10日かかりました。とにかく、大事に至らず良かったです。
今回学んだことは、保育園等まだ通っていない乳児の予防接種を見合わせたいなら、周りの大人に予防接種をさせること。また、誰かのいざという時の判断材料になるかもしれないので、こういう情報はネットにあげておくということです。何が正解となるか微妙なものほど、多くの情報を得て判断するのが良いと思いました。
コメントする