朝、仕事に行くまでに時間があったので、
山に向かって車を走らせました。
冷たい空気の中、
稲刈りも終わって、
がらんとした田んぼのあぜに
彼岸花がたくさん咲いていました。
この時期、道路沿いの花と言えば
これ、という感じです。
一番目立っている。
子どものころはむしっては
家に飾っていました。
当時は結構好きな花でした。
赤という魅力的な色に加え、大輪だからです。
しかし後で調べてみると良いように書いて
ありませんでした。
有毒性!
だそうです。田んぼのあぜに植えられているのは
もぐらのような動物から稲を守るためのようです。
しかし、食用可!!
長時間水にさらせば食べられるようです。
毒がうまく抜ければね。
戦時中に食料とされていたようですが、
毒が抜けきっていなかったり、
少しずつ体内に蓄積されていき、
よく中毒を起こしたようです。
そういったこともあってか
地獄花、死人花
とも呼ばれるそうです。
うーん。なんか様々な歴史を感じる。
外見は美しいんだけど。
しかし、一度知ってしまうと、
なんとなくイメージがついてまわって、
赤が深みを増すなー。
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