瀬戸内国際芸術祭2010に行きました。
1泊2日で。
いつもそうですが、
旅の準備をするのが苦手で、
どこに行きたいとかあまり調べず、
とにかく、
公式ガイドブックを片手に練り歩きました。
でも、島がいっぱいあるので、その中から
「直島」と「豊島」に行くということだけは
決めて行きました。
↓2日間でめぐったところをマップにしてみました。
宇野港がスタート
直島へ渡り、
有名なあの赤かぼちゃ。
直島に来たという気がしました。ほぼこの時点で満足しました。
着いて少し歩いて、昼ご飯をたべることに。
「猫カフェにゃおしま」
まぁ~猫だらけ。民家でごはんを食べてる感じのお店で、
食堂の横に猫と遊べる猫ルームが。
猫好きが猫の愛らしさに悲鳴をあげながら、飯を食うと言った感じ。
私は、その辺を歩いている猫が好きなので、普通にうどん定食を
いただきました。
どこへ行っても並んでました。
ディズニーランドのよう。
ここは、元歯科医院を作品にした建物。家プロジェクト。
外観を見ただけでここは失礼しました。
ベネッセハウスミュージアム
とっても天気が良くって、太陽燦々で、火照った体を
この丸い、すべすべした石の彫刻のようなものに
預けると、ひんやりとして気持ち良かった。
みんなが仰向けに寝てみてるから。
私も寝てみた。四角く切り取られた青い空がまぶしい。
直島を後にして、宿泊する高松へ。
この旅でフェリーに何回か乗ったけど、
この夕焼けが美しすぎて身にしみた。
この世に美しいものが一体どれだけあるっていうんだ・・・と感動した。
三角形の山と太陽。
高松ではうどんを2軒はしご食い。
あれ、昼もうどん食ってたし。
翌日、小豆島経由で豊島(てしま)へ渡った。
最初に訪れたのは
クリスチャン・ボルタンスキーの心臓音のアーカイブ。
並んでました・・・。
「ここまで45分待ちでーす」と白衣をきた美しい女性に言われた。
でも、ここは踏ん張った。
世界中で集めた心臓音で作った作品。
生きている鼓動を使った作品を感じてみたかったから。
雨傘を日傘にしながら・・・順番が回ってきた。
中に入ると、真っ暗闇の中、
「バッコン、バッコン」
結構大きな音。肋骨に響き渡る。爆音。
と思ったら、
「トントトン」
と控えめな方も。
中央にある電灯が音に合わせて点灯する。
真っ暗で前が見えない。どこへ行ったらいいの。
このトンネルはどこまで続いているの?と不安を感じたら。
すぐ壁にぶち当たった。
昼ご飯は
「島おとめ」
というおばあちゃんたちが切り盛りする食堂で
そうめんを食べました。
あれ、私ってば昨日から麺ばっかりじゃない。
バスで山方面へいったら、
池に奇妙なものが風にあおられカパカパしていた。
戸高千世子さんの「豊島の気配」という作品。
鳥のようであり、花びらのようであり、見るものの想像力を
掻き立てると説明にあったが、私にはらっきょうの皮を
めくったものに見えた。
直島で草間彌生さんの赤かぼちゃ、黄かぼちゃを見たけど、
緑かぼちゃに出会った。
これは、意図的だろー。だれが置いたんだ。
現代アートを見回っていると、
次第にその辺に落ちているすべてのものがアートに見えてきた。
このかぼちゃも「実に良い」。
かぼちゃのドットもかわいいけど。
これはやりすぎじゃない?目が回る~。
どこにイスがあるのか?出口はどこ?
ドビアス・レーベルガー
の空き家を改装したレストラン。
第一次大戦時の船に用いられた迷彩柄をモチーフとしている
とある。
フェリー乗り場へ行く途中。
猫の静かな攻防戦を目撃した。
互いに何を考えながら、相手を見つめているのか。
最後は宇野港でB級グルメ「たまの温玉めし」をいただき、
終了いたしました。
疲れたけど、満喫したなー。
この後、私は岡山駅からバスで帰ろうとした。
発車時刻10分前、
バス停が駅挟んで真反対に変わっていたことに
気づくのであった・・・。
ま、間に合ったけどね。
こんにちは朝倉です。
瀬戸内芸術祭行って来たんですか、
うらやましす。
私も猫と戯れたい(そっちか!)
朝倉さんどうも!
芸術祭行ってきました。
太平洋側はやっぱり太陽が燦々でして、
頭皮が日に焼けました。