鳥取県立博物館にて
ベルギー王立美術館コレクション「印象派からフォーヴへ」
を観にいきました。
風景画が中心でした。
美術展のキャプションで気になるのが
「○○派」
私は美術史に詳しくないので、○○派がどんだけあるのか
知りませんが、色々あるもんですね。
今回よく出てきたのは「バルビゾン派」というものです。
森の自然に魅了された人たちが
バルビゾン村に住みだして風景画を制作していった。
この人たちが後に「バルビゾン派」と呼ばれるようになったそうです。
ははー、それでバルビゾン派ということですか。
そういう感じで○○派を当てはめているということは、
ものすごい数の○○派が存在するということですね。
こりゃ覚えきれませんね。
衝撃を受けたのは、
展示の最後の壁面に現れた
「野獣派」
野獣派・・・肉に喰らいついている感じの響き。
野獣派と書いてあるところには、レモンの絵が描かれていました。
原色をそのまま使っているような、大変フレッシュな絵でした。
私が連想した、獣・血・肉が野獣派ということではなく、
主観的な感覚を表現するために、実際とは異なる色彩を使って表現
している人たちのことのようです。
は・・・・展覧会のタイトルの「フォーヴ=野獣」だということに
今気づきました。
知らないと発見することもそれだけ、多いです。
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