生ゴミがにおう。
昨日食べた魚の腸です、これは。
魚も食べる時はおいしいんだけど、
そんな中、
博物館へ探検に行きました。
涼しい、でも、剥製や標本が陳列された展示室は、
パラジクロロベンゼンのような臭が。
タンスの匂い。魚の腐臭に比べれば余裕です。
そこで、オオサンショウウオを観ました。
「生きているのか?死んでいるのか?」
生きた化石オオサンショウウオは、薄暗い水槽の中で
ただただ、ボゥっと浮いているだけでした。
全身の力を抜いて。
ひたすらに、時が流れるのを待っているだけなのか。
隣にならぶ、70年生きたと言われる、
ホルマリン漬けのオオサンショウウオを横目に。
何を考えながら、浮いているのか。
こいつは後、何十年こうしてれば良いのか・・・
など、思っている間も、
やはりピクリとも動かなかった。
もういっかー、と思ったら、
2匹いるうちの、1匹が
「ポコォ」
と口から空気の玉を吐き出した。
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