古事記の中では、「大きいイノシシだよ」と騙されて、八十神が転がしてきた焼けた大岩をキャッチし、火傷を負ったオオナムジの手当に赤貝の殻の粉とハマグリの汁を混ぜた薬を使っていました。

赤貝といえば醤油味に煮付けて食べるのが一番好きですが、赤貝だと思って食べている小ぶりの貝はサルボウガイという貝でした。島根県ではこれを赤貝と呼んでいるそうです。