24 04, 2016

イラストルポ「北斎展」を観に行って

By |2019-05-09T23:57:43+09:002016/04/24 PM 4:36|アートな出会い, 一日一絵, 日誌|0 コメント

倉吉博物館で開催中の「世界が絶賛した浮世絵師 北斎展 師とその弟子たち」を観に行きました。その様子をまとめました。 葛飾北斎については、近年アニメーションになったりとその面白いというか、破天荒とういうかそんな生き様も親しまれているようですが、私はこれまで北斎という人物の情報を積極的に収集する機会がありませんでした。冨嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」とか「凱風快晴」とか有名どころのものしか。 浮世絵師北斎にスポットを当てた今展覧会で、北斎のユーモア溢れる楽しさにはまりそうです。実は「北斎」という名前だけでなく、改号を30回し、その中には「画狂老人」だとか「魚仏」だとか、なんだその面白い名前は・・・。 70歳頃からあの冨嶽を描き始めたりと、90歳(88歳6か月)で亡くなるまで、猛烈に筆を運んでいた様子が浮かびます。確かに「画狂老人」だわ。 「北斎漫画」や「風流おどけ百句」、他の作品もそうだけど、人物の表情がとても可愛いい。北斎という人物をもっと調べてみたくなりました。

25 01, 2016

イラストルポ 伊沢正名さん講演会「うんこはごちそう」

By |2019-05-09T23:57:44+09:002016/01/25 PM 12:15|一日一絵, 日誌|0 コメント

先日、智頭町で糞土師(ふんどし)の伊沢正名さんの講演会「うんこはごちそう」を聴きに行き、衝撃的な内容でイラストルポにまとめてみました。 「誰かの命を奪って生きているモノは、その奪った命を返さなくてはならない」人間が自然に返せるもの・・・それはウンコしかない! ということで、伊沢さんは野糞をし続けて40年だそうです。 他の生物は生態系の循環の中で生きているのに、人間は、吸収したものを自然界に返していない。「ウンコは汚いもの」として、無駄にエネルギーを使って燃やし、灰にし、コンクリートの材料にしている・・・。 とにかく、こんなに「ウンコ」を聞いたり、言ったり、書いたりした日はなかった。「興フン冷めやらぬ」といった状況です。 そもそも、この講演会を聴きに行ったきっかけは、偶然が重なってのこと。「ウン命」を感じました。ギャラリーそらでのグループ展で展示していた絵の中に、「サルノコシカケ」を描いたシリーズがあったのですが、キノコを調べる際に読んでいた図鑑が「たのしい自然観察きのこ博士入門(全国農村教育協会・著 根田仁)」で、その写真を撮っていた人が今回の講師伊沢さんでした(伊沢さんは元々きのこ写真家)。そして、ギャラリーの展示の際にその図鑑も置いていたら、今度智頭町に伊沢さんがいらっしゃるよ、という情報を教えていただいたということです。 いや〜聴きに行ってよかった。とっても楽しいし、脳内が湧き立つ感覚な時間でした。

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