大学在学中からお世話になっている 小林朋道先生が出される本のイラストを 担当させていただきました。

絵でわかる動物の行動と心理(講談社)』 というタイトルです。

動物はなぜそのような行動をとるのか? について、シマリス、シオマネキ、ハイイロガン、 アカシカ、ツバメ、チスイコウモリなど色々な 動物の例をあげて、わかりやすい解説がされています。

シマリスが天敵であるヘビをかじり取って 自分にこすりつけて、ヘビに食べられにくくするための行動。

アカハライモリが交尾のチャンスをより得るために進化させた部位。

なぜ「つわり」があるのか。

子どもが野菜を嫌いな理由。など。

文章を読みながらイラストを描き進めていきましたが、 やっぱり、動物行動学の話って面白いと思います。

在学中も小林先生の授業は欠かさず選択していました。

人間以外の生きものが、なぜそんなことをしているのか、 人間からすれば、わからないし、気になりもしないことは多いですが、 それが少し分かったりすれば、この世界で生きていくことが、 今より何倍もおもしろいんじゃないかと思います。

dobutunokodotoshinri2.jpg