安佐動物園のオオサンショウウオに会いにいこうとしたら、

旧日本銀行広島支店を舞台に、

現代美術展「ヒロシマ・オー ~広島の育むアート~」が開かれていましたので、導かれるように館内へ。

ずっしりとした洋館

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歴史の教科書でよく見かけた。

この建物以外はすべて吹き飛ばされて・・・初めて中に入りました。

広島の芸術・文化の更なる普及・発展を目指し、2006年に結成されたヒロシマ・オー実行委員会によって、

広島を活動拠点とする若手芸術家の発表の場として開催されているようです。

入り組んだ銀行の建物を活用して、窓やら壁やら天井やらに散りばめられたアートの数々。

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中でも衝撃を受けた、というか何か得も言わぬ恐ろしさを感じて近寄れなかったのは、

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暗闇の中で、作者自身だと思われる人物が、こちら側に背中を向け、

壁に向かってひたすらにモーターのようなものを手で回し、黄みがかった明かりをともし続けている部屋です。

恐怖に高鳴る胸を抑え、作品説明をみたら、

地球上のすべてのものが放出している熱エネルギーの熱を表現しているということでした。

作者は内田孝太さん「すべての熱は、何かしらに影響を与え、また、影響を受ける」

暗闇があたたかな空間になった瞬間でした。