一日一絵
啓蟄・次候:桃始めて笑う
啓蟄(けいちつ)・次候:桃始めて笑う(ももはじめてわらう) 昔は花が咲くことを「笑う」と言っていたそうです。 古事記の中にも、岩屋戸にお籠りになった天照大御神を引っ張り出す作戦のくだりで、「八百万の神共に咲(わら)ひき」と、神々が大笑いしている様子に「咲」という字で「わらう」と読ませる文が出てきます。 花が咲く様子を「わらう」とは、なんとも素敵な表現。
啓蟄・初候:蟄虫戸を啓く
啓蟄(けいちつ)・初候:蟄虫戸を啓く(すごもりのむしとをひらく) 冬眠していた生物が目覚め始める頃。
雨水の旬:越年トンボ
オツネントンボ。イトトンボの仲間。夏から秋にヤゴから成虫となり、冬を越してから産卵するそうです。こんな細身で・・・冬をどこで越しているのかな。