鳥の演劇祭17にて、セレクトショップに参加させていただいています!手ぬぐいや便箋、イラストなどを置かせていただいています。演劇を鑑賞したり、カフェで美味しいものを食べたり、鹿野のまちなみを楽しんだり、セレクトショップで鳥グッズを探したり・・・楽しいですね。

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「鳥の演劇祭17」
会期:2024.9.13~29
会場:鳥の劇場と周辺
セレクトショップは鳥の劇場内に設置されています。

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今回私は、「三島由紀夫の世界・近代楽集より『卒塔婆小町』」を鑑賞しました。
かつて絶世の美人と謳われた小野小町だという99歳の老婆と息も絶え絶えな詩人との会話が作り出す世界に引き込まれます。老婆の姿で20歳の頃の記憶を辿り始めると、みるみるうちに小町婆さんから娘さんになっていく。またお婆さんに見えたり、またまた娘さんに見えたり。(ジブリの「ハウルの動く城」のソフィーのような感じで)見ていて私は、そのお婆さんの姿の中に娘さんの要素が滲み出すと、なんだか嬉しくなるような気持ちになりました。
以前に、渡辺美術館の展示物で、老いた小野小町の置物を見たことを思い出しました。その時はなんで、老いた小野小町を作ったんだろう?としか思っていませんでしたが、その置物のお顔を今一度よく拝見してみたいなと思いました。
卒塔婆小町は9/29にも上演があります。